葬儀・仏事・納骨

葬儀

仏教において命を終えていく、つまり死ぬことは当たり前のことと教えてくださっています。身近な人との別れは非常に悲しく、つらいことです。しかしながら娑婆に残された者は明日も生きていかなくてはなりません。通夜、葬儀を通して亡き人と、もう一度出遭い直し明日への一歩の機縁としたいものです。また、葬儀は順調に万事整って行うように思いがちですが、遺族にとっても、周りの人にとっても突然のことですので、あまりスムーズに進まないのが当然のことと思います。そうだからこそ元気なうちに仏法を聴いてください。具体的には近所のお寺の法要に参ってお説教を聞いてみてください。

法事

真宗大谷派においては故人の「祥月命日」に1周忌、3回忌(実際は2周忌)、7回忌、13回忌、17回忌、25回忌、33回忌、50回忌には縁者が集まってお経並びにお斎(おとき=食事のこと)に会います。
一般的には、法事は死者への追善供養や冥福を祈る場であり、読経は供養や祈りの手段であると理解されているようですが、決してそういうわけではありません。亡き人を偲ぶとともに、それをご縁にして仏縁に遇わせていただく場です。せっかくの機会、仏前において忙しく流れて行ってしまう私共の日々の生活の中、仏様の下さったゆっくりとした時間を過ごしてみませんか?

お月忌

お月忌(ガッキ)まいりとは、亡くなられた人の毎月の命日にお寺の住職を招いて家庭のお内仏におまいりをすることを言います。亡き人のご命日をご縁に、故人を偲びつつ「お経」をいただくことです。
 また、年に一度の亡くなられた人の月と日が同じ日を「祥月命日」言います。

法要

円林寺では主に年に4回の法要を行っています。1月の報恩講。春・秋の彼岸会、7月の改作法要です。時間などはお知らせでお伝えしますので気になったらぜひお参りください。参り方が分からない人はとりあえずお念珠をもってお寺に足を運ぼう。坊主頭の人を見つけて何でも聞いてみよう。